12月研究会のお知らせ

分子ロボティクス12月研究会プログラムが確定しましたので,お知らせいたします。
日時:12月8日(月)14:00~18:20
場所:九州大学西新プラザ 大会議室
住所:〒814-0002 福岡市早良区西新2-16-23
アクセス:http://www.kyushu-u.ac.jp/university/institution-use/nishijin

プログラム

14:00-14:50 特別講演
「ファットロボットによる自律分散ロボットシステムへの理論的アプローチにつ
いて」
片山喜章(名古屋工業大学)

要旨:
自律移動型ロボットを分散システムとして制御する手法に関する理論的研究が,
世界の分散アルゴリズム研究グループを中心に行われている.この研究分野にお
けるロボットモデルは非常に限定された能力しかもたず,その限られた能力によ
る問題の可解性が研究の興味の中心である.本発表では,自律分散ロボットシス
テムの基本モデルとその可解性について概観し,特に近年注目されいてるファッ
トロボット(fat robot)に関する問題とその解法や課題を紹介する.

14:50-15:00
休憩

15:00-15:25
「個体群プロトコルモデルにおける緩自己安定リーダ選挙アルゴリズム」
大下 福仁(大阪大学)

15:25-15:50
「Complexity of Moving Robots on a Graph with Group Constraints」
小野廣隆(九州大学)

15:50-16:00
休憩

16:00-16:50 特別講演
「やわらかい弾性体の摩擦動力学」
山口 哲生(九州大学)

要旨:
弾性体を平滑な基板の上で摩擦させると,しばしば,固着とはがれを繰り返すス
ティック‐スリップ運動が現れる.また,弾性体として,ゴムやゲルのようなや
わらかい物質を用いると,駆動速度などの条件を変えることで,直線状のはがれ
域がパルス的に伝播するモードや,バブル状のはがれ域が合一・分裂・加速・停
止しながら運動するモードなど,多彩な動力学を示す.今回のおはなしでは,実
験・理論の両面による我々の研究を中心に,ゲルの摩擦動力学に関するいくつか
のトピックをご紹介したい.

16:50-17:00
休憩

17:00-17:05
「BIOMOD Jamboree 報告会」
多田隈尚史(東京大学)

17:05-17:30
「BIOMOD2014プロジェクト報告
Tales of the Order ~Universal Strand Generator の開発」
石原瑛暉(東北大学)

17:30-17:55
「BIOMOD2014東大柏チーム報告
人工免疫細胞PoLICeの開発を目指して」
多田隈尚史(東京大学)

17:55-18:20
「BIOMOD2014プロジェクト報告: The Nano-Pop-Up-Pirate: Selective release
of colloidal particles controlled by signal DNA」
平中 芳樹,井上和也,黒木厚佑,篠原 知香子,松村 萌絵,岡山 匠,
佐世 美帆,安楽 信哉,岩下 亮 ,黒木舞香,山口 直哉,宮元 展義
(福岡工業大学)
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