鳥取大学松浦教授らが光刺激によるペプチドナノファイバー形成を駆動力として運動するシステムの開発に成功

光刺激で動く運動システムを構築―細菌のファイバー形成による運動を模倣―
鳥取大学大学院工学研究科の稲葉央助教、松浦和則教授らの研究グループは、徳島大学大学院医歯薬学研究部の重永章講師、大高章教授らの研究グループとの共同で、光刺激によるペプチドナノファイバー形成を利用した運動システムの構築に成功しました。この成果は、2018年4月19日(英国時間)に国際科学雑誌「Scientific Reports」オンライン版に掲載されました。

鳥取大学プレスリリース

【論文情報】
タイトル:Light-induced propulsion of a giant liposome driven by peptide nanofibre growth
著者名:Hiroshi Inaba*, Akihito Uemura, Kazushi Morishita, Taiki Kohiki, Akira Shigenaga, Akira Otaka and Kazunori Matsuura*
掲載誌:Scientific Reports
doi:10.1038/s41598-018-24675-7