東京農工大学川野研、東京工業大学瀧ノ上研の共同研究の成果が、ACS Synthetic Biology誌に掲載されました

DNA分子を用いて計算を行うDNAコンピューティングの計算結果である出力分子をナノポアと呼ばれるチャネル型の膜タンパク質により、電気情報として検出することに成功しました。分子の情報を電気情報に変換可能なことから、分子ロボットとエレクトロニクスデバイスの融合に繋がる結果となりました。今後、分子ロボットの感覚器としての応用が期待されます。

本研究成果は、ACS Synthetic Biology(電子版4月17日付just accepted in ACS)に掲載されました。
ACS Synthetic Biology(電子版4月17日付just accepted in ACS)
論文名: Nanopore Logic Operation with DNA to RNA Transcription in a Droplet System
著 者: Masayuki Ohara, Masahiro Takinoue, Ryuji Kawano

東京農工大プレスリリース