科研費新学術領域「分子ロボティクス」は、化学、物理、生命科学、材料科学、情報科学、制御工学などの多くの分野を横断する領域です。近年、分子機械としての生物のしくみが明らかになり、合成高分子や核酸などを素材として、複雑な分子機械を製作することが可能になってきています。これらの分子部品・分子デバイスを統合し、より高度な機能をもつ「システム」を構築する技術が分子ロボティクスです。
本講演会では、関連分野の講師をお招きし、ゲルマテリアルと分子ロボティクスとの関連について議論を深めます。
- 主 催:
- 分子ロボティクス研究会
- 共 催:
- 福岡工業大学エレクトロニクス研究所
- 協 賛:
- 日本化学会、日本液晶学会、高分子学会、日本化学会低次元系光機能材料研究会
- 会 期:
- 2013年2月2日(土)10時30分~16時30分
- 参加登録費:
- 無料
- 懇親会:
- 2/2(土)16:40から、福岡工業大学内のレストラン「オアシス」にて。会費4000円
- 参加登録予約申込締切:
- 2013年1月28日(月)
参加登録予約申込
申込先/問合先:
福岡工業大学工学部生命環境科学科・宮元展義、
811-0295 福岡県福岡市東区和白東3-30-1、電話(092)606-3977、
E-mail: miyamoto@fit.ac.jp
会 場:
福岡工業大学C棟(〒811-0295福岡県福岡市東区和白東3-30-1)
〔交通〕JR鹿児島本線福工大前駅(博多から小倉方面へ10分程度。快速停車。)
から徒歩3分。
(交通案内はこちらをご参照下さい)
<プログラム>
10:30 | 分子ロボティクスへのご招待(東北大)村田 智 |
10:50 | 特別講演:人工筋肉―次世代ソフト・ウエットエンジンを目指して―(理研)長田 義仁 |
11:50 | 昼食 |
13:00 | 招待講演:光機能液晶高分子の配向制御とソフトマターメカニクスへの展開(東工大)宍戸 厚 |
13:40 | 生体分子モーターを動力源とするアメーバ型分子ロボットの開発(北大)角五 彰 |
14:00 | 休憩 |
14:15 | 特別講演:自励振動高分子ゲルの創製(東大)吉田 亮 |
15:15 | 休憩 |
15:30 | 招待講演:分子配向とマクロ変形のカップリングが生む液晶エラストマー・液晶ゲルの新奇な刺激応答特性(京大)浦山 健治 |
16:10 | 無機液晶を利用した分子ロボット用異方性ゲル素材の開発(福岡工大)宮元 展義 |
16:40-18:40 | 懇親会 |