東京農工大川野研と甲南大臼井研との膜透過ペプチドに関する共同研究成果がAnalystに掲載されInside front coverに採用されました

東京農工大学川野研と甲南大学臼井研との共同研究で、脂質二分子膜に孔を開ける、または膜を透過するペプチドに関し、膜電流計測からそれぞれの機構について観測する手法を開発しました。今後リポソーム型分子ロボットから特定の物質を自発的に分泌するペプチドシステムの構築につなげたいと考えています。

論文情報
タイトル:Channel current analysis estimates the pore-formation and the penetration of transmembrane peptides
著 者:Yusuke Sekiya, Shungo Sakashita, Keisuke Shimizu, Kenji Usui and Ryuji Kawano​
​掲載誌:Analyst