BIOMOD 2016 日本大会
BIOMOD (International Bio-molecular Design Competition) は,大学生が生体分子をナノスケールで制御するための技術を習得し,その成果を競う国際競技会です. 学生達はチームを構成し,夏の期間に生体分子からなるシステムを設計,構築,解析する必要があります.競技会では,生体分子ロボット,生体分子による論理演算や計算,構造ナノバイオテクノロジーなどの分野に焦点をあてていますが,これらの分野のみに限定はしていません.2016年大会(Jamboree)は,カリフォルニア大学サンフランシスコ校にて10月29日(土)-30日(日)にて開催され、参加チームは研究成果に関する10分のプレゼンテーションを英語で行います.さらに,各チームは,成果の概要をまとめた3分間のYoutubeビデオと,実施したプロジェクトの目的,データ,結果の詳細を記述したwebページを期限までに提出することが要求されます.これらの提出物とプレゼンテーションを評価することによって,賞が決定されます.
今年でBIOMODは6回目の開催になります.過去の開催において,日本から参加した学生チームは輝かしい成果を挙げています.昨年度の成績は次のリンクをご覧ください.
*BIOMOD2015の結果(東北大チームが総合優勝)
BIOMODの前哨戦として,毎年夏休み期間中に東京大学にて日本大会を開催しております.2015年の日本大会には7チームが参加し, 各チームの特色や本大会に向けての課題が発見できる大会となりました. 2015年の日本大会の結果はこちらから確認できます.
2016年も日本大会を下記の通り開催します.各チームの日本大会での発表および事前に作成した英語のwebページは,本番と同じ基準で評価されます.発表および質疑応答は全て英語で実施され,発表時間は1チーム20分(発表8分,質疑10分,交代2分)です.また今年度の日本大会には,大阪大学のチームも新たに参加します.
日時:2016年8月28日(日)
場所:東京大学 弥生キャンパス I-REF棟 (キャンパスマップ)
13:00-13:05 開会
13:05-13:10 スケジュール,ルール説明
13:10-13:30 プレゼン1 九州工業大学
13:30-13:50 プレゼン2 関西大学
13:50-14:10 プレゼン3 東京大学1
14:10-14:20 休憩(10分)
14:20-14:40 プレゼン4 東北大学
14:40-15:00 プレゼン5 大阪大学
15:00-15:20 プレゼン6 東京大学2
15:20-15:30 集合写真
15:30-15:50 休憩および採点(20分)
15:50-16:00 表彰
16:00-16:10 総評
16:10 閉会、解散
17:00(予定) 学生懇親会(ノンアルコール)・メンター親睦会
日本大会の出場チームとそれぞれのアブストラクトおよびwebページは以下の通りです.
大学 | チーム名 | アブストラクト | Web |
---|---|---|---|
Kyushu Institute of Technology | YOKABIO | wiki | |
Kansai University | Team Kansai | wiki | |
The University of Tokyo | Team UT-Komaba Project A | wiki | |
Tohoku University | Team Sendai | wiki | |
Osaka University | Team Osaka | wiki | |
The University of Tokyo | Team UT-Komaba Project B | wiki |
日本大会に関する締切は以下の通りとなっていますので.ご協力よろしくお願いします.
内容 | 締切 | 備考 |
---|---|---|
アブストラクト | 8/12(金) 23:59 | Word文書でタイトル(英語 or 日本語),チーム名,アブスト(日本語400字以内,図表は不可) |
webページ (wiki) | 8/19(金) 23:59 | BIOMOD本大会の Wiki (各大学名のリンク先)またはGitHub Pagesに作成 |
メンターwebページ (wiki)採点 | 8/26(金) 17:00 | 国内大会当日の各発表は,採点後表彰式の前にまとめて提出 |
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