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第61回日本生物物理学会年会分子ロボティクス関連シンポジウム

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2023/11/14-16に開催される第61回日本生物物理学会年会において,学術変⾰領域研究(A) 分⼦サイバネティクスではシンポジウムを共催します.

分子サイバネティクスは、センサー、プロセッサー、アクチュエータとして機能する分子を搭載した複数の分子ユニットを接続することで、人工的な分子情報処理システム(ケミカルAI)を開発することを目指しています。一方で、植物細胞は中枢神経系を持たない単純な情報処理システムを有し、ケミカルAIの設計においてヒントを提供するかもしれません。このシンポジウムでは、分子サイバネティクスの研究者と植物細胞生物学者が協力し、植物細胞に触発されたケミカルAIの設計や、イメージングから再構築実験に至るまでの分子サイバネティクスの基本技術を植物細胞研究に応用するためのアイデアを議論し、探求します。

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「植物細胞のロジックとケミカルAI」
日時:2023年11月14日(火) 9:00~11:30
場所:名古屋国際会議場1号館3階L会場
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9:00~9:07: Opening Remarks
9:07~9:30: 豊田 正嗣 先生
9:30~9:53: 小田 祥久 先生
9:53~10:16: 森田 美代 先生
10:16~10:39: 豊田 太郎 先生
10:39~11:02: 葛谷 明紀 先生
11:02~11:25: 佐藤 浩平 先生
11:25~11:30: Closing Remarks
シンポジウムオルガナイザー
井上 大介 (九州大学)
水内 良 (早稲田大学)
松林 英明 (東北大学)

 

「DNA origami 入門」を出版しました

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このたび、オーム社より「DNA origami入門 基礎から学ぶDNAナノ構造体の設計技法」を上梓いたしました。本書はDNAナノ構造やDNA origamiの基本的な設計原理から、ソフトウェアを使った設計手法、初歩的な実験技法までを解説した入門書です。

とくにDNA origamiの設計ソフトウェアについては、インストールから使い方まで詳しく説明していますので、これまですこし敷居が高いなと思っていた方もこの本があればマスターできると思います。この機会にぜひ手に取っていただけると幸いです。

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出版社のウェブページ(書籍の購入はこちら)

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274227134/

教科書に関するウェブページ

https://ibuki-kawamata.org/DNAOrigamiBook/

川又生吹(著者を代表して)

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